HAPPENINGS
2019.06.14

部長日記【紙部】

こんにちは、紙部です。

紙部は、美大生と印刷加工会社が協力して紙プロダクトを制作している部活です。
紙部のメンバーは、50名の応募から選考に選ばれた強者メンバー12人で、京都、金沢、岡山、静岡、筑波、東京など全国から参加しています。
D-LANDの部活動の中でも全国からメンバーを集めている特殊な部活です。
それに加えて、なんとアートディレクターの高田唯さんが顧問をしています。

制作についてですが、他の部活と大きく違う点ですが、紙部は印刷加工会社と協力してプロダクトを作っているので、いいアイデアが出たら、すぐに工場と一緒になってプロトタイプの制作を進め、実物で検証できる環境があります。
工場とのコミュニケーションを大事にしながら何回も会議を行い、いつも話しが盛り上がり、時間がすぐ過ぎてしまうので結局毎回5時間程度話し合いながら、進めています。

アイデア出しの段階でも他の部活ではなかなかやらない工場見学をメンバー全員が行っており、工場見学で紙の加工技術をしっかり学びながらデザインを進めているので、視野が広がり、紙を様々な目線から見て制作できています。

部員同士でもたくさんのアイデアを見せあったり、互いに意見を言い合ったりしながら質の高い紙プロダクトの完成を目指しています。

そういった中で、今回のHAPPENINGS2019SSでの展示では、メンバーがそれぞれ1つ以上の紙文具を展示しようと考えています。
紙文具というものに対しての、メンバーそれぞれの個性が見えてくる展示になると思います。
さらに、空間にも趣向をこらしています。

ぜひ、紙部の展示を楽しみにいらしてください。

紙部 部長
武蔵野美術大学 工芸工業デザイン学科2年
黒瀬 光彦