HAPPENINGS
2019.06.10

部長日記【ZINERS CLUB】

こんにちは!
ZINERS CLUB 部長の「ねおん」こと石川です!

皆さんはZINEを知っていますか?
ZINEとはmagazineやfanzineと言った同人誌から来ているサブカルチャーの浸透している造語で、一般書籍とはもちろん違い、リトルプレスとも少し違う存在です。
一人じゃなくグループで製作したり、ページ数などの形態を問わなかったりと自由なものが多く、とっても個性などを自由に表現できるコンテンツなんです!また内容も写真集からイラスト集、漫画、詩集などと幅広いジャンルを持っています。ぼくはこのZINEという存在にとても惹かれ、自分でも製作していく中で美大生が作ったZINEを集めたらどんなに面白いだろうかと思い、この部活ZINE MARKET部「ZINERS CLUB」を立ち上げました。

ZINERS CLUBはZINEが好き!ZINEをつくりたい!ZINEを販売したい!という美大生の集まりです。ZINERSは「ZINEを作る人」という意味の今回のために作った新しい造語です。最終目標はサブカルチャー界で「ZINEを作る人といえばZINERじゃんね」となることです笑

そしてぼくたちZINERS CLUBはZINEを通して、普段制作している作品や自身が好きなもの、ワクワクするものを表現しています!
今回は15人の美大生でHAPPENINGSに挑み、クリエイティブイノベーションから空間演出デザインや絵画などの学科・専攻が集い、それぞれが思い思いにZINEを製作します。
またメンバーをピックアップし紹介する冊子「ZINERS CLUB vol.1」をフリーペーパーとして発行します。
HAPPENINGS当日ではジントニックやジンジャエールと一緒にZINEを楽しむこともできます。

先日、部会として交流会を開催しました。いつもは個々の制作になってしまうので、そこではゲストにオンリーフリーペーパーのオーナーの松江さんを迎え、お菓子やジュースをつまみながら自分の思いや考えを踏まえて、進捗報告を行いました。
初めてZINEを製作する人も多く、戸惑いの声もありましたがとても有意義な時間になったのではないかと思います。
ZINEとは瞬間的なもの、どこにアンカーポイントを打つのか、感情や感覚で製作している中でどのタイミングでロジカルを出すのかなど。たくさんの面白い考えや意見が出ていてどんなものが完成するのだろうと完成が待ち遠しいばかりです。
それぞれが持つ個性や感性、表現力がどのように現れるのか。楽しみにしていただければ、と思います。

ZINERS CLUB 部長
東京造形大学 造形学部グラフィックデザイン専攻領域
石川崇継