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2019.06.06

部長日記【Deli-Craft】

こんにちは!私たちはFAB MAKERS部 Deli-Craftです!

私たちの部活は「FAB」と呼ばれる、地域の人がものづくりをする際に活用する工房を使って、商品開発、商品制作、展示販売などを行う部活です。
その活動におけるものづくりで、私たちが大切にしていることが「美大生ならではの独創的なものづくり」です。
私たち美大生は日頃からデザイン、アート制作を行っており、美大生一人一人には表現方法やこだわりなどの個性が強くあります。そういった個性を生かした商品は店頭では売っていないような、独創的で面白いものになるのではないかと考え、「美大生ならではの独創的なものづくり」というテーマを決めて制作に取り掛かりました。
メンバーは8人いて、立体系のデザインを専攻している学生、油絵を専攻している学生、武蔵美に新しくできたクリエイティブイノベーション学科の学生などメンバー層は多岐にわたります。

商品開発の段階では、それぞれの専攻や個人の特色が反映された個性の強いアイデアもあれば、ユニークなものや、今までになかったような発想のアイデアも出てきました。その中から個々がしたいと思ったアイデアを選択し、製作する際に必要なデータの作り方、材料探し、どの工程で制作していくかなどを皆で相談しながら進めていきました。

制作において使う工房の機材は、木の板やアクリル板をカットできるレーザーカッター、スマホケースや水筒などにデザインをプリントできるUVプリンター、立体的なものをプリントできる3Dプリンターなど高性能な機材ばかりです。それらをフルに活用して制作していくことで効率よく自分たちのアイデアを商品にできす。

活動をしていて何より楽しいのは、自分の考えたデザインやアイデアなどが形となっていく時のワクワク感です。この時の充足感はたまらなく楽しいです!

今度のHAPPENINGSで展示する作品は、美大生の個性を生かした作品が多く出そろいます!ユニークで形が面白いアクセサリーや斬新なアイデアの水筒、靴のカーソルを自作してみたなど、他ではみられない面白い品があり、またそれぞれの作品にこだわりや思い入れも入っているので、そこも含めて見ていただけるともっと楽しんでいただけるかと思います。

FAB MAKERS部 Deli-Craft 部長
武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科インダストリアルデザイン専攻3年
大原佑介 西村俊亮